現地時間10月3日、凱旋門賞に先だって仏・ロンシャン競馬場で行われるグランクリテリウム(2歳、仏G1・芝1400m)にサンデーサイレンス産駒の米国産馬レイマン Layman(牡2・仏・A.ファーブル厩舎)がC.スミヨン騎手騎乗で出走する。出走予定馬は6頭で、レイマンを含む5頭がすでに重賞を制している。なお、同馬は4番枠に入った。
レイマンは、父サンデーサイレンス、母ライール(その父Nureyev)という血統。母は英1勝のみだが、祖母アリダレス Alydaressは89年の愛オークス(愛G1)勝ち馬で、牝系はラシアンリズム Russian Rhythm(牝4、英1000ギニー-英G1)、ディクタット Diktat(牡9、モーリスドギース賞-仏G1)、シャダイード Shadayid(牝16、英1000ギニー-英G1)などが出た欧州の名門。7月10日、仏・ドーヴィル競馬場のマロール賞(未出走・芝1400m)でのデビュー戦を初勝利で飾り、続くカブール賞(2歳、仏G3・芝1200m)では2着に5馬身差をつける圧勝で初重賞制覇。しかし、8月22日の前走モルニ賞(仏G1)では、1番人気に支持されるディヴァインプロポーションズ Divine Proportions(牝2、仏・P.バリー厩舎)の2着に惜敗している。通算成績3戦2勝。