23日、中山競馬場で行われた、ホープフルS(2歳・OP・芝2000m)は、レース序盤は中団のインコースで脚を溜めていたR.ムーア騎手騎乗の7番人気サトノネプチューン(牡2、美浦・堀宣行厩舎)が直線向いてもそのまま内を突いて一気に脚を伸ばしてくると、残り100mを切って2番手追走から粘り込みを図った10番人気マイネルストラーノ(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)を抜き去り、最後は3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分1秒6(良)。

　さらに3/4馬身差の3着に、後方待機策からゴール前で大外から追い込んだ2番人気カミノタサハラ(牡2、美浦・国枝栄厩舎)が入った。なお、3番人気ミヤジタイガ(牡2、栗東・岩元市三厩舎)は4着、1番人気ケンブリッジサン(牡2、美浦・星野忍厩舎)は7着にそれぞれ敗れている。

　勝ったサトノネプチューンは、父シンボリクリスエス、母アンナヴァン、その父エンドスウィープという血統。叔母アンブロワーズは、04年阪神JF2着ほか重賞1勝。

　前走10月7日新馬戦(東京芝1800m)はハナ差での勝ち上がりも、2戦目の中山コースでさらに内容良化を示す完勝劇を披露。デビュー2連勝達成となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆サトノネプチューン(牡2)
騎手：R.ムーア
厩舎：美浦・堀宣行
父：シンボリクリスエス
母：アンナヴァン
母父：エンドスウィープ
馬主：里見治
生産者：ノーザンファーム
通算成績：2戦2勝