12月で4勝を積み上げて23勝とし、関東リーディング18位で12年を終えた高橋裕厩舎。師は「秋に京都でおみくじを引いたら大吉だった」と笑ったが、11月以降はほぼ毎週のように白星を飾った。勢いをつけて臨む13年はセイクリッドバレーを送り出す。
前走のキャピタルSは12着だが、師に悲観の色はない。「さすがにマイルは忙しかった。やはり距離は二千くらいがいい。調子を戻すのに時間がかかったけど、もともと金杯と決めていたし、今度はいいよ」。狙い澄ました一戦に力が入る。
新潟巧者のイメージはあるが、3歳時のセントライト記念ではナカヤマフェスタの半馬身差2着がある。「中山も気にしてはいないけど、ハンデは55キロくらいにしてほしかったな」。昨年の新潟大賞典を射止めた丸山とのコンビ復活で、2つ目のタイトルをものにする。
提供:デイリースポーツ