初重賞Vへ、ダノンシャークが意欲十分だ。一杯に追い切った27日から中2日のこの日も、栗東坂路でチュウワストライク(3歳500万下)と並んで駆け上がった。4F59秒8-44秒0-14秒0。しっかりした脚取りだった。大久保龍師は「15-15のつもりだったし、馬場も悪いのでこれくらいで。あと(1月)3日にやればちょうどいいね」と前を向いた。
府中牝馬S7着以来となるエーシンリターンズ。京成杯AH以来、再び牡馬との激突だが、関屋記念2着の実績が示す通り、決して引けは取らない。坂口師も「調教の動きがいいし、今の動きなら使っても、という気持ちになった」と参戦の理由を明かす。京都コースは〈2103〉で連対率5割と好相性。「距離もマイルくらいが一番いいしね。ただ、最近は結果が出ていないからその辺がどうか」と慎重だった。
提供:デイリースポーツ