カイカヨソウが戸崎騎手で移籍緒戦を飾る/東京2歳優駿牝馬(撮影:下野 雄規)
31日、大井競馬場で行われた第36回東京2歳優駿牝馬(2歳・牝・ダ1600m・1着賞金2000万円)は、レース序盤は中団で進め、早めに動いて先団に並びかけた戸崎圭太騎手騎乗の1番人気カイカヨソウ(牝2、船橋・川島正行厩舎)が、直線に入って内で粘る6番人気サブノハゴロモ(牝2、大井・鷹見浩厩舎)を交わして先頭に立ち、その後外から脚を伸ばしてきた7番人気ケンブリッジナイス(牝2、船橋・新井清重厩舎)を1/2馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分43秒2(不良)。
1.1/4馬身差の3着はサブノハゴロモ。なお、2番人気ハニーパイ(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)は7着、3番人気デイジーギャル(牝2、大井・宮浦正行厩舎)は11着に敗れている。
勝ったカイカヨソウは、父ティンバーカントリー、母マチカネヤマザクラ、その父エリシオという血統。北海道でデビュー後4戦3勝、JRA所属馬以外に負けなしという成績を挙げており、移籍緒戦のここも見事1番人気に応えた。
【勝ち馬プロフィール】
◆カイカヨソウ(牝2)
父:ティンバーカントリー
母:マチカネヤマザクラ
母父:エリシオ
厩舎:船橋・川島正行
通算成績:5戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:ブリーダーズゴールドジュニアカップ(門別)