京都芝は先行馬が中心、枠は内目が有利!/土曜日(5日)の馬場傾向分析

2013年01月05日 19:15

京都芝は先行馬が中心、枠は内目が有利。写真は最内で脚を溜め、見事に差し切って京都金杯を制した1枠1番のダノンシャーク。

 netkeiba.com、競馬総合チャンネルのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、5日(土)の傾向分析です。明日の予想にお役立てください。

【京都芝】
・Aコース使用で、内から4頭分くらいだけ緑が濃くなっていて馬場状態が良い、正にグリーンベルト。今年は寒いので、洋芝の生育が良くないよう。
・基本的には先行馬が中心。枠は内目が有利。
・時計は標準で、軽さで走る馬よりは、ある程度筋肉量があって、かつスピード又は切れがある馬が上位にきていた。

【京都ダート】
・良馬場発表も脚抜きが良く、時計は速い。
・基本的には先行馬有利。
・サンデーサイレンス系が有利。馬体の造りを見ても手先が軽い馬が有利になっている。

【中山芝】
・Aコースから、6m外に仮柵設置のCコース使用。芝は中間の大雨の影響は見られず、朝から良馬場。時計も上がりも標準的。
・仮柵移動の効果は抜群で、内目を通る馬の有利が顕著だった年末開催からは一転して、脚質も逃げ差し自在。伸び所や枠順も外が不利にならない、非常にフラットな馬場状態へと変化している。
・血統的な特徴はそこまでないが、個体で水準以上の脚を持っているサンデーサイレンス系の馬は合っている。これに、母父含めてパワーも計算できる血統構成であれば、なお良い感じ。

【中山ダート】
・終日良馬場発表だが、ダートは年末の大雨の影響が若干残る。これから日曜にかけては乾く方向なので、冬場の力の要る、更に重たい良馬場に近づきそう。
・土曜の脚質は1200m、1800mともに程よく先行と差し、マクリが混在する状況であったが、馬場が乾いていきそうな日曜も同様か、それ以上に後ろに比重が出てきそうだ。1200mは、外枠の差し馬が力を出せる。
・血統は、1200mではミスタープロスペクター系が極めて強く、これに割って入るのがサンデーサイレンス系の差しタイプ。1800mはサンデー系、ミスプロ系、ロベルト系が、レースの質に合わせて台頭してくる状況。

土曜日の傾向を踏まえた、日曜のオススメ穴馬は下記の通りです。

【日曜日のオススメ穴馬】

・京都1R2番スイートリリック(能力ある)
・京都2R2番ナムラバクサイ(先行有利)
・京都3R8番アドマイヤコング(展開向きそう)
・京都6R11番メイケイペガムーン(馬場合いそう)
・京都7R3番ワンダーゴヴェルノ(馬場合いそう)
・京都8R5番アドマイヤカーリン(馬場の良い所を通れそう)
・京都10R5番フォゲッタブル(先行すれば)
・京都11R6番ネオウィズダム(乗り替わり注意)
・京都12R1番ゴールドベル(枠順・脚質有利)
・中山11R4番サウンドアクシス(馬場合いそう)

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