7日、園田競馬場で行われた姫山菊花賞(3歳上・ダート1700m、1着賞金650万円)は、小牧太騎乗の1番人気カネトシパッション(セン4、兵庫・山口浩幸厩舎)が、直線で外から強襲し、岩田康成騎乗の2番人気ロードバクシンをゴール手前でアタマ差差し切った。勝ちタイムは1分49秒1(稍重)。さらに3馬身差の3着には7番人気タガノテーストが入った。
勝ったカネトシパッションは、父リンドシェーバー、母タカノパンジー(その父ミルジョージ)という血統。02年10月に栗東・安達昭夫厩舎所属で中央デビュー。03年5月の2戦目で初勝利を上げるが、その後5戦し今年3月に兵庫へ移籍。移籍後は7連勝し、重賞初挑戦の園田・摂津盃はマタカッタの2着に敗れ連勝はストップしたが、前走の姫路・夢前川特別で勝利していた。今回の勝利で移籍後の連対は10となった。通算成績は17戦10勝(うち重賞2勝、中央7戦1勝)。
カネトシパッションに騎乗した小牧太騎手は、公営所属時代、02年にロードバクシン(牡6)で、03年にはホクサンフィールド(牡5)で同レースを制しており、これで同レース3連覇となった。