ルルーシュ、2馬身遅れも「気にする必要はない」藤沢和師/AJCC

2013年01月18日 12:00

マクドノーを背に美浦Wで追い切るルルーシュ

 調教スタンドがどよめいた。マクドノーを背に美浦Wへ向かったルルーシュ。レッドフォルツァ(4歳500万下)、ジャングルクルーズ(4歳500万下)に続く最後方から発進し、4角では内に進路を取る。そして直線へ。ここからなかなか差が詰まらない。結局、2頭に2馬身遅れでフィニッシュラインを越え、5F69秒1-39秒2-13秒7で駆け抜けた。

「本当は並入の予定だったんだけどな」と苦笑した藤沢和師は、遅れた理由についてこう語る。「先週の金曜(11日)にマクドノーが初めて乗ったとき、ガーッと持って行かれたんだ。それできょうは余裕を持って追走したんだろう。まあ遅れは気にする必要はない。前走は太かった(プラス12キロ)けど、中間はしっかり乗っている。今度は大丈夫」と笑いながら好調をアピールした。

 初コンビの鞍上が何より評価した点も、精神面の安定ぶりだ。「リラックスした感じ。この雰囲気なら実戦でも集中力を発揮してくれるはず」とうなずいた。13日に中山でJRA初勝利を挙げたアイルランドの名手は、既にルルーシュのレースVTRを研究済み。「いい末脚を持っている。僕自身も残り3週でさらに勝ち星を伸ばしていきたい」と意気込みを語る。

 初のGI挑戦となった有馬記念では8着と辛酸をなめた。5歳を迎えた素質馬は、再び大舞台を目指してタイトルを積み上げていく。

提供:デイリースポーツ

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。