京成杯を見送りきさらぎ賞に勝機見いだすリグヴェーダ(撮影:井内利彰)
雪の影響で延期された京成杯を見送り、ここまで待機したリグヴェーダ。中間は坂路15-15程度の調整が続けられていたが、最終追い切りには今回初めてのコンビとなる浜中俊騎手が跨って、CWコースでの3頭併せとなった。
サトノシーザー、ファーザモアが先行する流れの最後方。最初の1F目を非常にゆったりと入って、その後にペースを上げていく感じ。4コーナーから直線に向く際には3馬身近く前と差があったため、追いつくのかどうかという感じだったが、鞍上の手綱は動かないまま。少しずつ差が詰まって、ラスト1F標識を迎えたが、この時点でも差があったので、併入するのがやっとかと思いきや、追われてからの反応が絶品。素晴らしい伸びを見せて、最後は先着してみせた。全体時計は6F83.0〜5F66.7〜4F51.9〜3F37.8〜1F11.8秒と速い数字をマークしており、この動きを見る限り、レースが延びた影響はなさそうだ。。(取材・写真:井内利彰)