安藤勝己騎手(栗東・フリー)は、明日31日(木)をもって騎手を引退することがJRAから発表された。なお、安藤騎手の引退式が、京都競馬場で2月3日(日)の最終レース終了後に行われる予定となっている。
安藤勝己騎手のコメント
「明日をもって騎手免許を返上し引退することにしました。体力的にはまだまだ自信はあるのですが、自分のイメージ通りの競馬が出来なくなってくる中で、競馬関係者やファンの皆さんの期待に応えることは難しいと思い、引退することにしました。また、1111勝という並びの良い勝鞍で引退することに驚いていますし、そのような数字を記録して騎手生活を終わることができて嬉しく思います。これからのことは決まっていませんが、自分は競馬が大好きなので、競馬に携わっていきたいですし、競馬にとってプラスとなるようなことができればと思います。」
JRA日本中央競馬会 土川健之理事長のコメント
「安藤勝己騎手は、2003年に地方競馬所属騎手として初めて中央競馬の騎手免許試験に合格し、GI競走を22勝するなど、幾多の名馬とともに勝ち星を積み重ね、多くの感動を演出してくれました。このたびの引退は残念ですが、『先駆者』として、地方競馬との架け橋になってくれたことに感謝いたします。今後もぜひその経験を活かして、中央・地方問わず、競馬
サークルの発展に尽くしていただきたいと思います。」
★安藤勝己(あんどう かつみ)騎手のプロフィール
●生年月日 1960年3月28日(52歳)
●出身地 愛知県
●初免許年 2003年
●所属 栗東・フリー
●初騎乗&初勝利 1980年5月11日 阪神競馬場 10R ヤマニンスキー(12頭立ての1着)
●JRA通算成績 6593戦1111勝
●JRA重賞勝利 81勝(うちGIレースは22勝)
(JRA発表のリリースによる)
提供:ラジオNIKKEI