トライアンフマーチが意欲の併せ馬だ。栗東坂路でミルドリーム(4歳1600万下)とともにラチ沿いを勢い良く駆け上がると、持ったまま鼻面を並べてフィニッシュ。4F52秒0-38秒3-13秒0。重賞では2着が最高だが、清山助手は「高いレベルで状態はキープできている。良績を残してくれている距離ですし、ノリ(横山典)がうまく引き出してくれれば」と悲願の重賞Vへ期待を込めた。
新コンビのビュイックも好感触だ。マウントシャスタの最終追い切りは、栗東CWでティアモブリーオ(6歳OP)との併せ馬。2馬身後方から追走すると、序盤はゆったりしたペースで徐々にその差を詰める。直線で右に肩ムチが入りエンジンを点火させると、6F85秒0-37秒2-11秒9できっちり半馬身先着。鞍上も「グッドフォーム。コンディションもいい。いい意味で元気だね」と笑顔だった。
提供:デイリースポーツ