マンボネフュー最終リハ、古馬を相手に余裕の先着/共同通信杯

2013年02月07日 12:00

 寒竹賞で2勝目を挙げたマンボネフューは美浦Wで3頭併せ。サトノバロン(7歳障害オープン)、マイネルマーク(5歳1600万下)を大きく追走して直線で内に潜り込むと、馬なりで駆け抜けた。6F83秒4-39秒3-13秒0。サトノバロンに3馬身先着、マイネルマークと並入した動きは軽快そのものだ。騎乗した蛯名は「テンションが高く、気が入り過ぎるところがある」と前置きしつつも、「前回よりも動きは良くなっている」と好感触をアピール。国枝師も「実戦を意識して馬の後ろにつけたが、折り合いはついていたしいい動きだった」と合格点を与えた。

 課題となるのが気性面だ。鞍上も指摘したようにまだ気難しさが残っている。それが悪い方に出てしまったのが3走前、14着に敗れたいちょうSだ。折り合いを欠いたことからメンコを着用するようになった。「メンコの効果はある。気持ちはいい方向に向いている」と指揮官。馬具を駆使して改善に努めている。「広いコースは乗りやすいし、しまいを生かせる。クラシックに行って盛り上げられれば」とトレーナーは意気込む。ここで賞金を加算して、春の大舞台を目指すつもりだ。

 メイケイペガスターは栗東CWで6F80秒9-38秒8-13秒2。馬なりながらも力強く駆け抜けた。「満足のいく動き」と笑顔を見せた木原師は「今回も折り合い次第。メンコを外しても落ち着くようになったし、成長している」と精神面の変化を強調する。「初の左回りや輸送と課題はあるけど、状態のいい今のうちに(クリアしたい)」とうなずいた。

提供:デイリースポーツ

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