13日、門別競馬場で行われたエーデルワイス賞(2歳牝、交流G3・ダート1200m、1着賞金2000万円)は、松永幹夫騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)カシマフラワー(牝2、美浦・高市圭二厩舎)が、道中好位追走から、4角で先頭に立った4番人気ラヴフルーヴを直線入り口で交わして先頭に立つと、6馬身差突き放して圧勝した。勝ちタイムは1分14秒8(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には13番人気ヨウヨウが入り、3連単は7万9770円の高配当となった。
勝ったカシマフラワーは、父ヘクタープロテクター、母フラワーブリーズ(その父フェアジャッジメント)という血統。7月10日のデビュー戦ではアンブロワーズ(牝2、美浦・小島太厩舎)から3馬身差の2着に、続く2戦目でも2着に敗れていたが、3戦目を10馬身差の圧勝で制し初勝利。続く函館2歳S(G3)は8番人気ながら3着に好走し、5戦目の2歳500万下を快勝。前走すずらん賞(2歳OP)と連勝し、今回臨んでいた。今回の勝利で3連勝となり、初の重賞制覇。通算成績は7戦4勝。なお、ヘクタープロテクター産駒としては、ダート重賞、交流重賞ともに初制覇となった。
鞍上の松永幹夫騎手、管理する高市圭ニ調教師、ともに同レース初制覇。