11日、佐賀競馬場で第17回たんぽぽ賞(3歳・九州産・重賞・ダ1400m・1着賞金700万円)が行われ、好スタートから先手を奪った国分優作騎手騎乗の2番人気カシノランナウェイ(セ3、栗東・梅内忍厩舎)が、3コーナー手前からリードを広げはじめ、直線入り口では独走態勢。直線向いてもグングン伸びて、結局最後は1番人気ダンツレパード(牡3、栗東・谷潔厩舎)を2.1秒もぶっちぎる大差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分28秒9(稍重)。
さらに2.1/2馬身差の3着に、5番人気クラウンボースロン(牡3、栗東・大根田裕之厩舎)が入った。3番人気キュウシュウソダチ(牡3、美浦・蛯名利弘厩舎)は4着。
勝ったカシノランナウェイは、父マーベラスサンデー、母カシノエスケイプ、その父スズカストリートという血統。夏の九州産限定の新馬戦(芝1200m)で快勝し、2走目のひまわり賞でも2着。その後は、混合戦で大敗が続いていたが、九州産限定戦でスピードの違いを見せつけ、嬉しい重賞初勝利。通算2勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆カシノランナウェイ(セン3)
父:マーベラスサンデー
母:カシノエスケイプ
母父:スズカストリート
厩舎:栗東・梅内忍
通算成績:5戦2勝(重賞1勝)