16日、京都競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1400m)は、秋山真一郎騎手騎乗の4番人気エイシンロンバード(牡2、栗東・湯浅三郎厩舎)が、道中3番手追走から先に抜け出すと、中団から徐々に進出した5番人気ゴールドイモンに5馬身差を付け圧勝した。勝ちタイムは1分25秒9(良)。さらにクビ差の3着に4番手追走の1番人気グローリーバローズが入った。
勝ったエイシンロンバードは、父Victory Gallop、母Pacific City(その父Carson City)という外国産馬。ヴィクトリーギャロップ Victory Gallop(牡9、父Cryptoclearance)は、98年ベルモントSなど重賞5勝を挙げ種牡馬入り。初年度産駒となる現3歳世代には、昨年のBCジュヴェナイルフィリーズ(米G1)3着馬で、今年のボウモントS(米G2)を制したヴィクトリーユーエスエイ Victory U.S.A.(牝3、米・B.バファート厩舎)が、日本には現2戦2勝のゲイリースノーマン(牡3、栗東・鶴留明雄厩舎)がいる。エイシンロンバードは、10日のデビュー戦(京都・ダート1400m)5着から連闘での勝ち上がりとなった。通算成績は2戦1勝。
2R・2歳未勝利(芝1200m)は、松永幹夫騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝140円)マキハタサーメット(牡2、栗東・新川恵厩舎)が、好スタートから先頭に立つと2番手追走の4番人気ニホンピロリビエラに2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分09秒5(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気ヤマトスプリンターが入った。
勝ったマキハタサーメットは、父ディアブロ、母マキハタリリー(その父ジェイドロバリー)という血統。8月21日のデビュー戦(札幌・芝1200m)で3着に入ると、ここ2戦は2着に惜敗していた。4戦目での勝ち上がりで、通算成績は4戦1勝。