17日、東京競馬場で行われた3R・2歳新馬(ダート1300m)は、中舘英二騎手騎乗の2番人気エイシンカントー(牡2、美浦・鈴木伸尋厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと、好位追走の1番人気トラストジュゲムに1.1/2馬身差をつけて逃げ切り。勝ちタイムは1分21秒8(良)。さらに5馬身差の3着には中団待機から直線追い込んだ7番人気ニオウジョーが入った。
勝ったエイシンカントーは、父エイシンワシントン、母が96年中日スポーツ賞4歳S(G3)3着のエイシンオーリアン(その父Devil's Bag)という血統で、叔父にはグリフィナイト Griffinite(牡6、父Unbridled's Song、ラファイエットS-米G3)がいる。エイシンワシントン産駒はエイシンサンバレー(牝2、美浦・畠山吉宏厩舎)に続き、今年のJRA2歳戦2頭目の勝ち上がり。