17日、東京競馬場で行われたサフラン賞(2歳牝、500万下・芝1400m)は、川島信二騎手騎乗の1番人気リヴァプール(牝2、栗東・田島良保厩舎)が、中団待機から徐々に進出すると、先に抜け出した2番人気フェリシアを1/2馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは1分22秒4(良)。さらに3馬身差の3着に中団から伸びた3番人気ナチュラルメイクが入った。
勝ったリヴァプールは、父がダンスインザダーク、母が95年4歳牝馬特別・西(G2)4着のマークプロミス(その父トウショウボーイ)という血統で、半兄にはJRA3勝を挙げたマークターミー(牡7、父ジェイドロバリー)がいる。牝系はアグネスフローラ(牝17、父ロイヤルスキー、桜花賞-G1)、アグネスフライト(牡7、父サンデーサイレンス、日本ダービー-G1)、アグネスタキオン(牡6、父サンデーサイレンス、皐月賞-G1)らと同じ一族になる。8月21日のデビュー戦(小倉・芝1200m)はスズカグレイスの3着、9月11日の2戦目(阪神・芝1200m)は2着と惜敗が続いていたが、3戦目となる2日の前走(阪神・芝1400m)では2着に3.1/2馬身差を付け圧勝していた。この勝利で通算成績は4戦2勝となった。