少頭数の攻防は波乱の決着となった。最低10番人気の
タイセイウインディ(牡、父マンハッタンカフェ、栗東・高野)が直線で力強く抜け出し、オープン入りを決めた。勝ち時計は1分45秒3。
タガノギャラクシー(4番人気)が軽快に飛ばす流れを中団で構え、最後は2番人気
ブロードソード(2着)の追撃を首差で振り切った。1月5日の京都での未勝利戦以来で12キロの馬体減だったが、低評価に反発し鮮やかに連勝を決めた。なお、道中は2番手を追走した1番人気の
コウセンはさらに4馬身差の3着に終わった。
松山は「スタートでつまずいたが、中団のいいポジションが取れたので逆に良かった。道中は砂をかぶってフワフワしていたけど、前があいてからはしっかりと伸びた」と満足げな笑みを浮かべていた。
提供:デイリースポーツ