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2010年の秋華賞3着馬アプリコットフィズが引退、繁殖入り

2013年02月27日 19:08

重賞戦線沸かせたアプリコットフィズが繁殖入り(2010年クイーンC優勝時、撮影:下野雄規)

 27日、2010年秋華賞での3着ほか、同年クイーンC、クイーンS優勝など若駒時から古馬になってもオープンクラスで安定した活躍ぶりを見せた、アプリコットフィズ(牝6、美浦・小島太厩舎)が、先日24日の阪急杯(7着)を最後に引退する。今後は、生まれ故郷の北海道千歳市の社台ファームで繁殖牝馬となる。

 同馬は、2009年11月7日の新馬戦(東京芝1600m)を、4馬身差の圧勝でデビューV。年明けの2走目に早くも重賞挑戦で2着(2番人気)と結果を残した。続く3走目のクイーンCでは、2番手追走からあっさりと抜け出して重賞初制覇を飾った。牝馬クラシックでも桜花賞では2番人気、オークスでも4番人気と期待を集めたが、アパパネサンテミリオンの前に5着、6着と完敗の結果に終わった。

 それでも、武豊騎手に乗り替わった夏のクイーンSでは古馬相手に復帰戦を完勝し、改めて高い素質をアピール。直行した秋華賞では2番人気に推され、持ち味の先行力を発揮して3着に粘った。

 休養を挟んだ5歳時の上半期4戦は、期待されながらも4戦全て2桁着順。秋になると本調子を取り戻して京成杯AH、富士Sで重賞級の牡馬を相手に連続2着と復活し、11月のOP特別・キャピタルSではガルボコスモセンサーらを下して久々の勝ち星を挙げた。

 ただ、5歳時になるとまた勝ち馬から着差は僅かなレースが多いながらも目立った成績を挙げるまでには至らず、初めての1200mとなったラピスラズリSでの3着が最高着順。ロードカナロアから0.5秒差の7着とした、先日の阪急杯を最後に現役を退くことになった。

 初年度の交配相手は未定だが、半弟クレスコグランドが2011年京都新聞杯V、叔父のマンハッタンカフェが2001年菊花賞・有馬記念、翌年の天皇賞・春を制している一流の血統背景からも、ミスタープロスペクター系の種牡馬を中心に交配が見込まれる。

【プロフィール】
アプリコットフィズ(牝6)
厩舎:美浦・小島太
父:ジャングルポケット
母:マンハッタンフィズ
母父:サンデーサイレンス
馬主:社台レースホース
生産者:社台ファー
通算成績:23戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2010年クイーンC(GIII)、クイーンS(GIII)

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