現地時間17日、伊・サンシーロ競馬場で行われた伊グランクリテリウム(2歳、伊G1・芝1600m)は、ドイツ産馬、F.ミナリク騎手騎乗のケーニヒスティーガー Konigstiger(牡2、独・P.シールゲン厩舎)が勝利。アタマ馬身差の2着にも独・P.シールゲン調教師が管理するイデアリスト Idealistが入り、ドイツ産馬によるワンツーフィニッシュとなった。勝ちタイムは1分42秒3(重)。さらに3/4馬身差の3着に英国のハースステッドウィングス Hearthstead Wings。1番人気に支持された地元イタリアのベクルクス Becruxは8着と敗れた。
勝ったケーニヒスティーガーは父がTiger Hill、母Kittiwake(その父Barathea)という血統。近親に96年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英G1)勝ち馬ペンタイアがいる。父Tiger Hillは現役時代にバーデン大賞(独G1)2連覇などG1・3勝。99年のサンクルー大賞(仏G1)でエルコンドルパサーの2着、同年ジャパンカップにも参戦したが10着に敗れた。産駒のG1勝利は、種牡馬入り2シーズンにして今回が初。なお、2着イデアリストもTiger Hill産駒。