オールザットジャズなど、中山牝馬S最終追い切り速報/栗東トレセンニュース

2013年03月06日 17:23

昨年は2着、中山牝馬Sの最終追い切りを行ったオールザットジャズ(撮影:井内利彰)

 C.デムーロ騎手が跨って、CWコースでの最終追い切りとなったオールザットジャズ(栗東・角居勝彦厩舎)。馬場入り前に写真を撮影したのだが、首筋を撫でて、優しく語りかけて笑顔を見せる鞍上の姿が印象的だった。

 開門直後にハーキュリーズ、エアウルフに続いて入場。3頭併せの最後方だったが、決して折り合いを欠くようなシーンはなく、終始鞍上の指示を待つような形。直線に向くと最内に入ったが、前2頭とは手応えが全く違う感じ。最後まで馬なり、いや、むしろ抑えるくらいの手応えで大きく先着。それでいながら、時計は6F83.9〜5F68.3〜4F52.8〜3F37.8〜1F11.7秒と遅すぎるわけではない。個人的には前走大敗のダメージを心配していたが、それは全くない。ジョッキーとは2回目のコンビだが、相性抜群であることはこの追い切りからも明白だ。

 愛知杯以来となるサンシャイン(栗東・藤岡健一厩舎)は初めてのコンビとなる藤岡康太騎手が跨っての追い切り。前にベストサーパス、後ろにテーオーストームで、その真ん中で追走するCWコースでの併せ馬だった。

 直線も3頭の真ん中で、ラスト1F標識手前から追って反応するかと思いきや、ややもたついたようなシーンもあって、結局、外ベストサーパスには遅れる形。相手も攻め駆けするタイプだが、少し物足りない印象の残る最終追い切りだった。(取材・写真:井内利彰)

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