オーストラリア生まれの外国産馬で7番人気のアプローチング(牡、父ニューアプローチ、栗東・白井)が、好位追走から力強く抜け出し3馬身半差で快勝。レース上がり40秒1の我慢比べを制し、心肺能力の高さを示した。勝ちタイムは1分56秒9。3頭横一線の2着争いを制したのはインから脚を伸ばした11番人気のクールミニスター。さらに鼻差の3着は3番人気のダノンリュウオー。2着を死守するかに思われた1番人気のエイシンリュウウンは、ゴール寸前で4着に後退した。
白井師は「まだまだだと思っていた。ソエも出たからとダートを使ったが、まさかこんなに走るとは」と完勝に驚いた様子。小牧は「レースにいったらスタートから良かったね。僕はまたがっていただけ」と、素質を高く評価していた。
提供:デイリースポーツ