北海道白老町の「ホースガーデンしらおい」で余生を送っていたタニノクリスタルが11日夕方、腸ねん転のために死亡した。25歳だった。
同馬は父クリスタルパレス、母タニノシーバード(母の父シーバード)という血統。現役時代は栗東の宮本悳厩舎に所属し、アネモネSなど通算40戦3勝。6歳夏の金鯱賞7着を最後に引退したあと、カントリー牧場で繁殖牝馬となり、1999年に日本ダービー馬でウオッカの父タニノギムレットを生んでいる。
現3歳世代のマイアミムーン(牡、父アドマイヤムーン)を最後に繁殖生活を引退。エクセルマネジメントを経て、昨年9月からホースガーデンしらおいに移動していた。