マル外のセツナが現3歳世代で最後の新馬戦を制す(撮影:下野雄規)
17日、中山競馬場で行われた4R・現3歳世代最後のメイクデビュー中山(3歳・新馬・ダ1800m)は、道中3番手を追走していた戸崎圭太騎手騎乗の1番人気セツナ(牡3、美浦・田村康仁厩舎)が4コーナーで楽に先頭に並びかけると、直線では後方待機策から3〜4コーナーでマクって外から浮上した4番人気コナピーベリー(牡3、美浦・国枝栄厩舎)との長く激しい追い比べを展開。この争いをゴールまで先頭を譲らず制して、最後はアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒5(良)。
さらに3.1/2馬身差の3着に、中団待機策から追い上げた2番人気エルドリッジ(牡3、栗東・白井寿昭厩舎)が入った。なお、3番人気ロードジェネラル(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は11着に敗れている。
勝ったセツナは、父War Chant、母Tigresa、その父Tejanoというアメリカ生まれの外国産馬。
このレースをもって、現3歳世代(2010年生まれ)による新馬戦は全日程を消化。今後の初出走馬は、未勝利戦へと回ることになる。
【勝ち馬プロフィール】
◆セツナ(牡3)
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・田村康仁
父:War Chant
母:Tigresa
母父:Tejano
馬主:林正道
生産者:AnnLorensonLynch