福山の韋駄天カイロスが逃げ切り、最後の頂上決戦を制す/福山ダービー

2013年03月17日 18:19

福山の韋駄天カイロスがイワミノキズナとの激しい叩き合いをクビ差だけ制し優勝した/福山ダービー(提供:福山競馬)

 17日、福山競馬場で第40回福山ダービー(3歳・ダ1800m・1着賞金150万円)が行われ、好スタートから先手を奪った佐原秀泰騎手騎乗の1番人気カイロス(牡3、福山・高本友芳厩舎)が、道中は後続を引きつけての逃げを展開。これまでと同様に、3コーナー手前から後続とのリードを広げにかかると、後方待機策から一気の追い上げで4コーナーまでに2番手へと浮上した2番人気イワミノキズナ(牡3、福山・高本友芳厩舎)と、直線入り口からゴールまで続く激しい追い比べをクビ差だけ制し、未知なる距離1800mを逃げ切って優勝した。勝ちタイムは1分58秒0(稍重)。

 さらに6馬身差と開いた3着に、3番人気メイライト(牡3、福山・末広卓己厩舎)が入った。

 勝ったカイロスは、父サウスヴィグラス、母リープイヤー、その父Lomitasという血統。当地では「韋駄天」の異名を持ち、前走・福山弥生賞を5連勝で制して、単勝1.1倍と圧倒的な1番人気に推されたこのダービーは、未知の距離1800mで好敵手イワミノキズナも距離延長を味方に猛追。残り100mからは、どちらに転ぶかわからない大激闘となるも、これをド根性の粘り腰で制し、第40代目にして最後の福山ダービー馬に輝いた。

【勝ち馬プロフィール】
◆カイロス(牡3)
父:サウスヴィグラス
母:リープイヤー
母父:Lomitas
厩舎:福山・高本友芳
通算成績:15戦13勝(重賞4勝)

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