2013年初戦の大阪杯に向けて1週前追い切りを行ったオルフェーヴル(撮影:井内利彰)
20日夜に雨が降り、非常に重くなった坂路馬場で追い切られた
オルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎)。
ただ、朝一番の開門直後の一頭目の追い切りとなったため、ウッドチップは踏み荒らされていない、きれいな状態だった。
今朝は池添謙一騎手が騎乗し、
ドラケンスバーグを1馬身半ほど追走する形でスタート。水分をたっぷり含んでいる馬場だったので、軽快なフットワークというわけにはいかなかったが、力強い脚どりで駆け上がる。
ラスト1F地点で追われてからの伸びがひと息のように見えたが、それは馬場が重かったため。相手は完全に脚がなくなっており、しっかり走った
オルフェーヴルが大きく先着してゴールした。
時計は4F53.8〜3F39.0〜2F26.1〜1F13.3秒と、馬場状態を考慮すれば速い部類。とはいっても、動き自体が特に目立ったわけではないだけに、できれば来週は良馬場でどのくらい動くのかというところを見てみたい。(取材・写真:井内利彰)