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牡馬相手にも大健闘、ショウリュウムーンが引退・繁殖牝馬に

2013年03月21日 12:03

2010年チューリップ賞でのちの3冠牝馬アパパネを破ったショウリュウムーンが引退、繁殖入り(写真は2010年チューリップ賞)

 20日、JRAは2010年チューリップ賞、2011年京都牝馬S、2012年朝日CCで重賞3勝を挙げたショウリュウムーン(牝6、栗東・佐々木晶三厩舎)が、先日9日の中日新聞杯(16着)をラストランに現役を引退し、今後は北海道苫小牧市のノーザンファーム空港牧場で繁殖馬となると発表した。

 同馬は、2009年11月22日新馬戦(京都芝1400m)でデビューし、3走目の年明け2月14日の未勝利戦で初勝利。直後に挑戦したチューリップ賞では、鞍上に兵庫の木村健騎手を迎え、9番人気ながら同世代の2歳女王でのちの3冠牝馬アパパネをいきなり差し切って、多くの競馬ファンに衝撃を与える重賞初制覇を飾った。その後、牝馬3冠ではいずれも上位の人気に推されるも、桜花賞4着、オークス17着、秋華賞16着など人気以上の結果は残せずじまい。ただ、年末の鳴尾記念では、同世代のGI馬ルーラーシップヒルノダムールらを相手に5着とするなど、能力の一端を示した。

 4歳となり、改めてマイル路線に照準を定めるも、年明けの京都金杯で9着と今一つの結果に終わったが、次走・京都牝馬Sでは目の覚めるような末脚を見せて差し切り勝ちを決めて、1年ぶりの復活優勝を飾った。また、2011年の秋シーズンには、牡馬に混じってのオープン特別で勝利・善戦するなど、重賞勝ち鞍に匹敵する活躍を見せた。

 5歳になっても牡馬相手に健闘を見せる点は変わらず、この年の4走目の中京記念で2着。休養を挟んで秋のスワンS(6着)で復帰。紅一点での参戦となった、次走・朝日CCでは、6番人気ながらゴール前での大激戦を捌いて、久しぶりに本領発揮の差し切り決めて、待望の重賞3勝目を挙げた。

 明け6歳になっては、京都金杯で6着、先日9日の中日新聞杯で16着に敗退。これを最後に、現役生活から退くことになった。

 今後は、母父ダンスインザダークの成功例、そしてキングカメハメハ産駒の活躍馬としての可能性を高く評価されて、ノーザンファーム空港牧場での繁殖入りとなる。

【プロフィール】
ショウリュウムーン(牝6)
厩舎:栗東・佐々木晶三
父:キングカメハメハ
母:ムーンザドリーム
母父:ダンスインザダーク
馬主:上田亙
生産者:高村牧場
通算成績:24戦5勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2010年チューリップ賞(GIII)、2012年朝日CC(GIII)

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