グランドシチーなどマーチS陣営インタビュー/美浦トレセンニュース

2013年03月21日 14:20

トップハンデ58キロに陣営は心配も、中山替わりは歓迎のグランドシチー(撮影:佐々木祥恵)

 3月24日(日)中山競馬場で行われるマーチS(GIII・ダ1800m)に出走予定のグランドシチー(牡6・相沢郁厩舎)、サイレントメロディ(牡6・国枝栄厩舎)、ドラゴンフォルテ(牡4・戸田博文厩舎)について陣営のコメント。

◆グランドシチーについて、相沢郁調教師
「前走の仁川S(OP・ダ2000m・3着)は、位置取りが後ろ過ぎました。もう少し流れに乗って競馬をしたかったですね。今週はウッドチップで併せ馬で追い切りましたが、相手が調教駆けするヴェルデグリーンですから、2馬身ほどの遅れも問題ないですよ。左回りは内にササる分、右回りは良いです。中山にも良績がありますしね。あと心配なのは、58キロのハンデですね。重賞を勝った馬よりも重いというのはちょっと納得いかないですけど、うまく流れに乗ってレースを運べれば、いい勝負ができると思っています」

◆サイレントメロディについて、国枝栄調教師
「今週は、三浦騎手に乗ってもらって、ウッドチップコースで3頭併せの追い切りました。終いある程度伸ばすという指示でしたが、動きは良かったですよ。ディフェンディングチャンピオンらしい仕上がりになってきましたね。前走の東海S(GII・ダ1800m・13着)は度外視して考えたいですね。休み明けを1度使われて、型通り良くなっていますから期待したいです」

◆ドラゴンフォルテについて、戸田博文調教師
「レース間隔を詰めて使ってきているので、追い切りはビッシリやらなくても大丈夫です。元々、調教で動く馬ではないですが、良い感じで稽古ができていますし、状態は良いですね。ハンデの54キロも軽くて魅力です。中山は4勝2着3回と、めっぽう相性が良いですし、内田博幸騎手がGIに騎乗馬がなくて、乗ってもらえたのも良かったです。馬に芯が入ってきて本当に良くなってくるのは先かもしれないですが、去年の今頃と比べるとすごく良くなっていますし、稽古でもしっかりしたフットワークになっています。あとは軽ハンデとジョッキーの腕で、どこまでやれるかですね」
(取材・写真:佐々木祥恵)

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