カナディアン国際S、スラマニ快勝

2004年10月25日 11:21

 現地時間24日、加・ウッドバイン競馬場で行われたカナディアンインターナショナルS(3歳上、加G1・芝2400m)は、凱旋門賞(仏G1)を回避してここに臨んだL.デットーリ騎手騎乗のスラマニ Sulamani(牡5、英・S.ビン・スルール厩舎)が、シモナス Simonasに1.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分28秒6(良)。さらに2馬身差の3着にはブライアンボルー Brian Boruが入り、昨年の凱旋門賞・2着馬マブタカー Mubtakerは、さらに3/4馬身差の4着に敗れた。

 勝ったスラマニは、父Hernando、母Soul Dream(その父Alleged)という血統で、半兄には仏ダービー(仏G1)、愛ダービー(愛G1)を制したドリームウェル(牡9、父Sadler's Wells)がいる。デビュー戦こそ7着に敗れたが、3連勝で仏ダービーを制し同レース兄弟制覇を成し遂げると、その年の凱旋門賞(仏G1)ではマリエンバードの2着に健闘。その後ゴドルフィンに移籍し、ドバイシーマクラシック(首G1)制覇、アーリントンミリオン(米G1)では2着入線から繰り上がり優勝でゴドルフィンに通算G1・100勝をもたらしていた。今季は6月のプリンスオブウェールズS(英G1)から始動(4着)し、前々走のキングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英G1)はドワイエン Doyenの3着。前走のインターナショナルS(英G1)では、今年の凱旋門賞馬バゴ Bago(牡3、仏・J.ピース厩舎)を破りG1・5勝目を挙げていた。通算成績17戦9勝(G1・6勝)。

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