ダービーディスタンスで大外から突き抜けた。1番人気のアドマイヤスピカ(栗東・松田博)がゴール寸前で逃げ馬をとらえ、2分29秒6のタイムで快勝。主導権を奪った3番人気ウインアルザス(2着)が5F通過が66秒1と緩やかなラップを刻んだが、道中は最後方をじっくりと追走。直線で大外に持ち出すと、上がり3F32秒8の瞬発力を発揮し、極限の切れ味勝負を鼻差で制した。なお、さらに2馬身差の3着には中団のインを進んだ2番人気のライジングゴールドが入った。
「出たところで折り合って、外に出すようにという指示。動いても持ち味が生きないので待機しましたが、この上がりで差し切ってくれた。素晴らしい馬です」と福永は素質を称賛。次は青葉賞(4月27日・東京、芝2400m)へ向かう。
提供:デイリースポーツ