愛2000ギニー馬バチェラーデューク引退

2004年10月30日 14:40

 今年の愛2000ギニー(愛G1)を制したバチェラーデューク Bachelor Duke(牡3、英・J.トーラー厩舎)の引退、種牡馬入りが決まった。今後は、愛・バリーリンチスタッドで繋養される。

 バチェラーデュークは、父Miswaki、母Gossamer(その父Seattle Slew)という血統の米国産馬。叔父に日本で6勝したロードアヘッド(牡10、父フォーティナイナー)がいて、エルコンドルパサー(ジャパンC-G1、父Kingmambo)やSadler's Wellsなどが出ている名門牝系の出身。昨年9月に英国・ヤーマス競馬場の芝7f戦でデビューし3着。その後は未勝利ながら果敢にも重賞に出走し、タタソールS(英G3)、デューハーストS(英G1)では共にミルクイットミック Milk It Mickの3着、4着に敗れ休養入り。今年は5月の英2000ギニー(英G1)から始動し、ハーフド Haafhdから5馬身差の7着。続く愛2000ギニー(愛G1)でアザムール Azamourを破り初勝利で初G1制覇を飾った。その後はセントジェームスパレスS(英G1)に出走するもアザムール Azamourの7着に敗れた。秋はクイーンエリザベス2世S(英G1)で始動する予定も、脚部不安を発症し、そのまま引退となった。通算成績6戦1勝(うち重賞1勝)。

 バリーリンチスタッドには、King's Theatre(牡13、父Sadler's Wells、キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS-英G1)、Traditionally(牡7、父Mr.Prospector、オークローンH-米G1)などが繋養されている。今期で種牡馬を引退したミスワキ Miswakiの後継種牡馬として期待がかかる。

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