天皇賞・春でGI・4勝目へ、ゴールドシップが2週前追い切り(撮影:井内利彰)
朝一番の混雑した時間帯が終わって、馬も少なくなった頃にCWコースに登場した
ゴールドシップ(栗東・須貝尚介厩舎)。今朝は前走時の最終追い切りと同じ、
タイセイモンスターを追走しての追い切りとなった。
前半はゆったりとしたペースで入り、半マイル標識を過ぎてからペースアップ。今朝のウッドチップはあまり良い状態ではなかったが、そんなことはお構いなし。力強いフットワークで、
タイセイモンスターに並びかけると、馬なりで先着。時計は6F83.1〜5F67.3〜4F51.8〜3F37.7〜1F12.5秒と4Fはかなり速い数字。それでも最後は舌を出す余裕を見せており、一度レースを使われて、非常に良い状態であることは間違いない。
デスペラード(栗東・安達昭夫厩舎)はいつもと変わらず、坂路馬場を1本駆け上がった後、DPコースで単走の追い切り。この馬としては、いつも通りの6F81.4〜5F65.8〜4F50.7〜3F37.0〜1F11.6秒という時計だったが、前走時よりもフットワークに力強さを感じる動き。こちらも前走を叩いての上積みがありそうだ。(取材・写真:井内利彰)