31日、京都競馬場で行われた3R・2歳新馬(牝、ダート1400m)は、幸英明騎手騎乗の7番人気アドマイヤキラメキ(牝2、栗東・友道康夫厩舎)が道中中団からレースを進め直線外に持ち出すと、後方から追い込んだ10番人気マイネエストレヤに3.1/2馬身差を付け圧勝した。勝ちタイムは1分27秒0(不良)。さらに1/2馬身差の3着に2番人気リンガフランカが入り、テンザンストーム(菩提樹S-OP、2着タイキシャトル)の初仔で1番人気に支持されたテンザンアモーレ(父タイキシャトル)は、好位でレースを進めるも直線伸び切れず12着に敗れた。
勝ったアドマイヤキラメキは、父エンドスウィープ、母エヴリウィスパー(その父ノーザンテースト)という血統。伯父に95年マイラーズC(G2)を勝ったビッグショウリ(牡13、父ノーザンテースト)、中山グランドジャンプ(JG1)など現6勝のビッグテースト(牡6、栗東・中尾正厩舎)がいて、牝系は今年のラジオたんぱ賞(G3)2着のカンパニー(牡3、栗東・音無秀孝厩舎、父ミラクルアドマイヤ)、02年ラジオたんぱ賞(G3)2着のレニングラード(牡5、栗東・音無秀孝厩舎、父トニービン)などと同じ一族。エンドスウィープ産駒は、今年のJRA・2歳戦で5頭目の勝ち上がり。なお、鞍上の幸英明騎手はこの勝利でJRA通算500勝となった。