いい状態を保っているセキショウ/フローラS

2013年04月16日 12:00

 陣営の期待が大きかったセキショウだが、前走・ミモザ賞で待望の2勝目を挙げた。「寒い時季は良くないタイプみたいだね。暖かくなるにつれて体に柔らかみが出てきた」と杉浦師が語るように、ここにきて出来は急上昇。美浦Wで行われた1週前追い切りでも、5F68秒9-12秒4を馬なりでマーク。前走後の初時計となったが、キビキビとした動きで馬体の張りがひときわ目立っている。「いい状態を保っているし、コース変わりも問題ない。強い馬が相手になるが、何とかオークスの出走権利を獲ってほしいね」。跳びのきれいな馬で開幕週の馬場は歓迎材料。果敢な先行策でオークスの出走権をつかみ取る。

 500万を勝ったばかりのテンシンランマンだが、重賞でも通用する力はすでに証明済み。前々走でカミノタサハラの2着に入り、半馬身差の接戦を演じている。牝馬同士の一戦となれば、重賞好走馬にも何ら引けは取らないはずだ。「2走前のレース中に外傷を負っていたんだ。前走は勝ったけど、無理せずここまで休ませた。だいぶ良くなってきたね」と伊藤伸師。1週前追い切りは、主戦の田中勝を背に美浦坂路で4F51秒7-12秒0(馬なり)をマーク。切れのあるフットワークが順調な調整を物語る。「もう少しふっくらしてほしいけど、仕上がりは上々。戦ってきた相手を考えれば力は上位。権利を獲りたい」。距離が延びていいハーツクライ産駒。大舞台に立つためにも、ここは力が入る一戦だ。

提供:デイリースポーツ

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