31日、東京競馬場で行われたくるみ賞(2歳500万、芝1400m)は、横山典弘騎手騎乗の3番人気セイウンニムカウ(牡2、美浦・上原博之厩舎)がスタートから先手を奪い、直線でも後続を寄せ付けず、3番手追走の5番人気マイネルエザットに2.1/2馬身差をつけ逃げ切り。勝ちタイム1分22秒9(重)。さらにハナ差の3着に7番人気メジロスパイダーが入った。圧倒的1番人気(単勝190円)に支持されたワイルドソニックは、後方からレースを進めるも直線伸びず6着に敗れた。
勝ったセイウンニムカウは、父カーネギー、母プロミストーク(そのジェイドロバリー)という血統で、牝系はアグネスフライト(日本ダービー-G1)、アグネスタキオン(皐月賞-G1)と同じイコマエイカン系。カーネギー×Mr.Prospector系の配合は、今年の菊花賞2着馬ホオキパウェーブ(カーネギー×Mr.Prospector)と同じ。デビュー戦(福島・ダート1000m)2着後、新潟・芝1400mの未勝利戦で初勝利。続くコスモス賞(2歳OP)は3着、札幌2歳S(G3)は7着に敗れていた。通算成績5戦2勝。