4日、01年平安S(G3)などを制したマンボツイスト(牡9、栗東・古川平厩舎)が5日付で登録を抹消することが発表された。今後については未定。
同馬は、父がKingmambo、母は86年エイコーンS(米G1)を制したLotka(その父Danzig)という血統で、伯父にStephan's Odyssey(ハリウッドフューチュリティ-米G1)がおり、牝系はサンデーサイレンスの父であるHalo(ユナイテッドネイションH-米G1)と同じ一族になる。97年12月の新馬戦でデビューし、2戦目で勝ち上がる。その後、芝では勝ちきれなかったが、ダート路線に転向、00年5月から4連勝で一気にOP馬になり、明けて01年の平安S(G3)で初重賞制覇を成し遂げる。フェブラリーS(G1)では15着に敗れたが、続く名古屋大賞典(交流G3)を快勝し、重賞2勝目。その後は勝ちきれない競馬が続いたが、02年マーチSで約1年ぶりの勝利、重賞3勝目を挙げる。それ以降もダート重賞戦線を中心に活躍した。前走・スワンS(G2)では18頭立て16着に敗れていた。通算成績37戦10勝(うち重賞3勝)。