田辺裕信騎手騎乗のメイショウサムソン産駒、サムソンズプライドが逃げ切り勝ちを収めダービーへの優先出走権を獲得。(撮影:下野雄規)
4日、東京競馬場で「日本ダービー
トライアル」プリンシパルS(3歳・OP・芝2000m)が行われ、好スタートから先手を奪った田辺裕信騎手騎乗の7番人気
サムソンズプライド(牡3、美浦・杉浦宏昭厩舎)が、前半1000m通過が62秒台半ばのマイペースの単騎逃げに持ち込むと、ゴールまでその脚衰えずに逃げ切り優勝。この勝利で、5月26日に行われる日本ダービー(GI)への優先出走権を獲得した。勝ちタイムは2分1秒4(良)。
クビ差の2着には、ゴール前での追い上げ及ばなかった1番人気
ミエノワンダー(牡3、美浦・国枝栄厩舎)、さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気
マジェスティハーツ(牡3、栗東・松永昌博厩舎)が入った。
勝った
サムソンズプライドは、父メイショウサムソン、母フェザーレイ、その父エルコンドルパサーという血統。昨年7月のデビュー戦から、2走前の3月30日の未勝利戦(中山芝1800m)での初勝利まで9戦を要したが、以降は前走の山藤賞(中山芝2000m)、そしてダービー切符1枚を懸けた今回と見事な3連勝を決めて晴れ舞台へと堂々駒を進める。
【勝ち馬プロフィール】
◆
サムソンズプライド(牡3)
騎手:田辺裕信
厩舎:美浦・杉浦宏昭
父:メイショウサムソン
母:フェザーレイ
母父:エルコンドルパサー
馬主:シルク
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:11勝3勝