フローラSを完勝、オークスで頂点狙うデニムアンドルビー(撮影:井内利彰)
朝一番のCWコースで、リトルダーリン、オールザットジャズ(岩田康誠騎手騎乗)との3頭併せを行ったデニムアンドルビー(栗東・角居勝彦厩舎)。3頭の先頭で、道中を進めて、最後の直線は外へ進路を選ぶ形。
直線でリトルダーリンの手応えが悪くなると、最内からオールザットジャズが迫り、最後はオールザットジャズに0.1秒遅れてしまった。遅れはしたものの、時計は6F835〜5F68.5〜4F53.7〜3F39.3〜1F11.7秒と、全体の数字は速くないが、ラスト1Fの伸びは秀逸。前走の反動よりも、勝った勢いを感じる動きを見せてくれた。
クロフネサプライズ(栗東・田所秀孝厩舎)は武豊騎手が跨って、2回目のハロー明けの時間帯に坂路馬場で単走追い切り。非常に混雑した時間だったこともあり、前方を気にしなければいけない状況ではあったが、4F52.3〜3F38.2〜2F25.1〜1F12.7秒と速い時計をマーク。前走から急激に上昇したということはないが、馬体の張りや動きに関しては文句ない。(取材・写真:井内利彰)