13日、京都競馬場で行われた4R・2歳新馬(牝、ダート1200m)は、幸英明騎手騎乗の1番人気アイノグレース(牝2、栗東・田島良保厩舎)が、好位追走から先に抜け出した4番人気サンクスアロットを1.1/2馬身差し切り快勝した。勝ちタイムは1分11秒8(不良)。さらに1.3/4馬身差の3着には3番人気プリュネルが入った。
勝ったアイノグレースは、父スペシャルウィーク、母ソヨカゼ(その父Topsider)という血統。半姉に現2勝のアイノブリーズ(牝5、栗東・田島良保厩舎、父ブラックタイアフェアー)、従兄には現5勝のミッドタウン(牡5、美浦・鈴木伸尋厩舎、父デインヒル)がいる。スペシャルウィーク産駒は、今年のJRA2歳戦11頭目の勝ち上がり。
京都5R・2歳新馬(芝1400m)は、C.ルメール騎手騎乗の4番人気ハギノコマチ(牝2、栗東・鮫島一歩厩舎)が道中中団から4角で外に持ち出すと、直線で先行馬をまとめて差し切り快勝した。勝ちタイムは1分23秒8(良)。2.1/2馬身差の2着に好位追走した圧倒的1番人気(単勝130円)エレスサールが、さらにハナ差の3着に馬群を割って伸びた6番人気トーホウロッドが入った。
勝ったハギノコマチは、父ジェリ、母ハギノトニーレディ(その父トニービン)という血統。半兄に現6勝(うち地方4勝)ハギノメトロポリス(牡4、栗東・鮫島一歩厩舎、父フジキセキ)がいるほか、叔母に99年アネモネS(OP)勝ち馬ハギノスプレンダー(牝8、父ヘクタープロテクター)がいる。ジェリ産駒は、今年のJRA・2歳戦ではサチノマウント(牡2、美浦・畠山吉宏厩舎)に次ぐ2頭目の勝ち上がり。