14日、宇都宮競馬場で行われたスプリンターズ天馬杯(3歳上、ダート1400m・1着賞金150万円)は、内田利雄騎手騎乗の2番人気ブリッジクリアー(牡5、宇都宮・室井康雄厩舎)が、道中2番手追走から早めに抜け出すと、1番人気パワフルダンサーの追撃を2馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは1分30秒3(稍重)。さらに1/2馬身差の3着には5番人気レザーネックが入った。
勝ったブリッジクリアーは、父サクラチトセオー、母ベラミスキー(その父コリムスキー)という血統で、半姉に00年東京盃(交流G2)、01年TCK女王盃(交流G3)を制し、00年NAR年度代表馬に選ばれたベラミロード(牝8、父アレミロード)がいる。3走前の穂の香賞(宇都宮)で重賞初制覇を飾ったが、前々走・宇都宮記念、前走・神無月特別では、今回1番人気のパワフルダンサーに敗れていた。今回の勝利で重賞2勝目で、通算成績48戦18勝(うちJRA4戦0勝)。