交流重賞ウィナー、メトロノースが4年8か月ぶり重賞制覇/九千部山賞・佐賀

2013年06月02日 18:50

 2日、佐賀競馬場で第1回九千部山賞(3歳上・ダ1400m・1着賞金80万円)が行われ、好ダッシュを決めて道中は2番手を追走していた吉田順治騎手騎乗の2番人気メトロノース(牡7、佐賀・大垣敏夫厩舎)が、3コーナーあたりで楽に先頭へと並びかけると、4コーナーでは完全に抜け出し、中団待機策から徐々に脚を伸ばした6番人気キンバーライト(牡7、佐賀・浜田一夫厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分28秒3(不良)。

 さらに2馬身差の3着に、8番人気ホーマンルッツ(牡5、佐賀・川田孝好厩舎)が入った。なお、1番人気コルムケーティー(牝7、佐賀・川田孝好厩舎)は見せ場なく7着、3番人気エーシンパナギア(牝5、佐賀・川田孝好厩舎)は最下位9着に沈んだ。

 勝ったメトロノースは、父アドマイヤコジーン、母マンハッタン、その父アフリートという血統。2008年、デビュー3戦目の北海道2歳優駿(GIII-門別)を5馬身差の圧勝で制し、翌年のユニコーンSでも6着と健闘。古馬になってからは、1600万下に在籍して競走生活を送ったが、この春から佐賀へと転厩して当地の2走目のここで4年8か月ぶり2度目の重賞制覇。交流重賞ウィナーが復活の走りを見せて、通算4勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
◆メトロノース(牡7)
騎手:吉田順治
厩舎:佐賀・大垣敏夫
父:アドマイヤコジーン
母:マンハッタン
母父:アフリート
馬主:下妻正次郎
生産者:ノーザンファーム
通算成績:30戦4勝(JRA26戦2勝、重賞2勝)
主な勝ち鞍:2008年北海道2歳優駿(GIII-門別)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。