2番人気のイスラボニータ(牡、父フジキセキ、美浦・栗田博)が出遅れをものともせず、楽勝でデビュー戦を飾った。遅いペースで流れるなか、勝負どころは自ら外を回って進出。馬なりで先行馬に並びかけ、ゴーサインが出るとあっさり抜け出した。勝ち時計は1分37秒9。2着には1馬身1/4差で7番人気のパーリーシェル。さらに半馬身差の3着には3番人気のモントボーゲンが入った。なお、1番人気のボーンレジェンドは直線伸びを欠いて9着に敗れた。
「まだ子どもっぽい。ゲート内で横の馬を気にしていたほど」と蛯名。「それでもこんな競馬ができた。直線は余裕があったよ」と素質の高さをたたえた。
提供:デイリースポーツ