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フォゲッタブルが登録抹消、ノーザンホースパークで乗馬に

2013年06月03日 12:06

重賞2勝馬フォゲッタブルが引退、ノーザンホースパークで乗馬に(写真は2010年ダイヤモンドS優勝時、撮影:下野雄規)

 2日、2009年菊花賞で勝ち馬スリーロールスからハナ差の2着ほか、同年ステイヤーズS、翌年ダイヤモンドSを制し重賞2勝を挙げたフォゲッタブル(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が、4月28日の天皇賞・春(10着)を最後に競走生活から引退することが明らかとなった。北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬へと転身する予定。

 フォゲッタブルは、父ダンスインザダーク、1997年の天皇賞・秋などGI・2勝、重賞7勝を挙げたエアグルーヴを母に持つ良血馬として、2009年1月18日に栗東・池江泰郎厩舎からデビュー。初陣は5着に敗れたが、2戦目の未勝利戦(京都芝2200m)で初勝利を挙げた。その後は春のクラシックへは賞金不足で進めず、夏場も休まずに使って7月の(500万・阪神芝2400m)で2勝目、1000万へと昇級しても2着と健闘し、年明けデビューから通算9戦目で重賞初出走となった9月のセントライト記念では3着に入って菊花賞へと駒を進めた。

 迎えた3冠レースのラスト・菊花賞では7番人気に留まっていたが、勝ち馬スリーロールスが抜け出しを図るゴール前で猛然とハナ差まで迫る2着と大健闘。その後は、12月に日本一の長丁場・ステイヤーズS(3600m)で重賞初勝利を飾り、有馬記念でも4着と好走した。

 明け4歳を迎える頃には「春の天皇賞候補」としての呼び声も高く、期待通りに年明け初戦のダイヤモンドSを1番人気であっさりと完勝して重賞2勝目を挙げるなど、文字通りの長距離向きの父と、超一流の母の仔として、長丁場への適性を如何なく発揮した。

 2010年の天皇賞・春は1番人気で迎えたが、それまでの伸びを欠いて6着。その後は2011年から池江泰寿厩舎へと所属変更こそあったものの、古馬になってからは引退レースとなった先日の天皇賞・春まで一貫して2200mを超える距離だけに出走し、結果はともかくとして、目立った故障や長期の休養もなく中・長距離レースでは欠かせない存在に。7歳シーズンを迎えた今年の阪神大賞典では3着に入線して、久しぶりに馬券圏内に入り健在をアピールしていた。

【プロフィール】
フォゲッタブル(牡7)
厩舎:栗東・池江泰寿
父:ダンスインザダーク
母:エアグルーヴ
母父:トニービン
馬主:金子真人ホールディングス
生産者:ノーザンファー
通算成績:32戦4勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2009年ステイヤーズS(GII)、2010年ダイヤモンドS(GIII)

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