阪神芝は道中インで溜めた速い脚のある馬が有利/土曜日(8日)の馬場傾向分析

2013年06月08日 19:50

 netkeiba.com、競馬総合チャンネルのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、8日(土)の傾向分析です。明日の予想にお役立てください。

【阪神芝】
・今週までAコースを使用。中間の降雨はなく、先週と芝丈の発表などは変わらない。

・先週より質が軽い印象で、速い脚を使える馬の、決め手が生きる馬場。ただ、道中はインで溜めた馬が有利となっている。血統的には基本的にサンデーサイレンスの血が入っているのが必須。

・決め手が生きる馬場だが、内の馬場は悪くないので、ペースが遅そうな場合は先行馬にも警戒が必要。

【阪神ダート】
・砂埃が激しく舞うパサパサの良馬場。ただ、時計は依然として速く、土曜日は質も軽かった。

・時計が速く質も軽い分、ある程度前にいる馬が有利だった。ただ、土曜メインのナガラオリオンのように、抜けた決め手のある馬は普通に差し切れる。

・馬場の質が軽い分、芝で好走した履歴のある馬には注意が必要。ノーザンダンサー系のようなスタミナで勝負するタイプには厳しい馬場。

【東京芝】
・中間からの降雨もなく、パンパンの良馬場。土曜は締まった流れのレースが多く、好タイム決着が続出した。

・先週までと同様に、決め手のある差し馬が非常に有利で、先行傾れ込み型には非常に厳しい状況。直線で荒れた内を突いて好走する馬も時々いるが、該当馬に関しては荒れ馬場を苦にしない血統や、個体ベースで裏付けのある馬ばかり。

・現状のタフな馬場質は、直線でフラついて走っている馬が多かったように、スピードよりもスタミナ・パワー寄りになっている。当該距離よりも、1〜2F長いくらいの距離でも遜色なく走れているようなタイプに注目するといいだろう。

【東京ダート】
・阪神ほどではないが、東京も砂煙が上がってパサパサの良馬場。

・脚質、道中の通った場所、枠順などで有利不利は見られず、ここ数週と同じくフラットな状態と考えたい。

・時計自体はマズマズ速めだが、好位より後ろにいる組でも問題なく台頭できている。能力比較と、人気の中心にある馬を巡る展開読みは大事にしたい。

土曜日の傾向を踏まえた、日曜のオススメ穴馬は下記の通りです。

【日曜日のオススメ穴馬】
・阪神1R13番ヘヴンリームーン(芝好走例注意)
・阪神2R9番シンハディーパ(馬場合いそう)
・阪神3R6番ノアオーカン(芝→ダ替わり注)
・阪神4R1番トーワフォーエバー(馬場合いそう)
・阪神7R13番マイティースコール(馬場合いそう)
・阪神8R10番アルボナンザ(手先軽く馬場合う)
・阪神9R1番ランフォージン(馬場合いそう)
・阪神11R2番マイネオーチャード(馬場合いそう)
・阪神12R12番メイショウゲンカイ(芝実績あり馬場合いそう)
・東京11R5番サクラアルディート(スタミナあり馬場合いそう)

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