現地時間21日、香・シャティン競馬場で行われるインターナショナルスプリントトライアル(3歳上、香G2・芝1000m)に、デビュー以来11連勝中のサイレントウィットネス Silent Witness(セン5、香・A.クルス厩舎)が、4月のチェアマンズスプリントプライズ(香G1・芝1200m)以来、約7ヶ月ぶりに出走する。11頭が出走を予定し、サイレントウィットネスは9番枠に入った。また、スプリンターズS(G1)3着馬ケープオブグッドホープ Cape of Good Hope(セン6、香・D.オートン厩舎)は4番枠、香港スプリント(香G1)でサイレントウィットネスの2着に入ったファイアボルト Firebolt(セン6、香・D.フェラリス厩舎)は2番枠に入った。
サイレントウィットネスは、父El Moxie(その父Conquistador Cielo)、母Jade Tiara(その父Bureaucracy)という血統の豪国産馬。香港での短距離3冠にあたるボニーヒアスプリントT、センテナリースプリントC、チェアマンズスプリントプライズ(全てG1)を制し、香港短距離3冠を達成。コタック Co-Tackが保持していた香港の連勝記録10を破り、現在デビューから11連勝(G1・4勝)を記録している。
サイレントウィットネス、ケープオブグッドホープ、ファイアボルトの3頭は、12月12日に香・シャティン競馬場で行われる香港スプリント(香G1・芝1000m)に登録を行っている。なお同レースには、サニングデール(牡5、栗東・瀬戸口勉厩舎)、カルストンライトオ(牡6、栗東・大根田裕之厩舎)の2頭が日本から出走を予定している。