13日、門別競馬場で第17回北海道スプリントC(GIII・3歳上・ダ1200m・1着賞金2200万円)が行われ、道中は先行集団の直後で運んでいた福永祐一騎手騎乗の3番人気セレスハント(牡8、栗東・松永幹夫厩舎)が、3〜4コーナーで外に持ち出されると、直線に向いて残り100mで先に抜け出しを図った1番人気マルカバッケン(牡6、栗東・増本豊厩舎)を捕らえて差し切り、最後は1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分12秒2(良)。
さらに3/4馬身差の3着に、先行して粘った2番人気ティアップワイルド(牡7、栗東・西浦勝一厩舎)が入った。その後は、地元馬の5番人気アウヤンテプイ(牡4、北海道・原孝明厩舎)迫ったが、アタマ差及ばずの4着まで。
勝ったセレスハントは、父コロナドズクエスト、母エリモシンフォニー、その父Blushing Groomという血統。2007年8月のデビューから、古馬になってからはダート短距離を中心に活躍し、これまでに大きな故障もなく交流重賞で3勝。昨年も制したこのレース以降の7戦も堅実に掲示板を拾っていたが、門別の水がよほど合うのか今年もゴール前で力強く差し切ってみせ、このレースの連覇達成とともに4度目の重賞制覇。通算12勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆セレスハント(牡8)
騎手:福永祐一
厩舎:栗東・松永幹夫
父:コロナドズクエスト
母:エリモシンフォニー
母父:Blushing Groom
馬主:岡浩二
生産者:エクセルマネジメント
通算成績:52戦12勝(JRA35戦8勝、重賞4勝)
主な勝ち鞍:2012年北海道スプリントC(GIII)