スタートのタイミングが合わず出遅れた3番人気の
ヤマニンアリエッタ(牝、父シンボリクリスエス、栗東・山内)だが、ダッシュをきかせて好位にとりつくと、直線でもジワジワと脚を伸ばしてそのまま前をかわしてゴールした。勝ちタイムは1分24秒2。1馬身半差の2着は5番人気の
ナムラアッパー、さらに3/4馬身差の3着には最後方追走から追い込んできた1番人気の
デリッツァリモーネが入った。
「早めに外に出して前をつかまえられる位置へ。よく頑張ったが、勝負どころではフワフワしていた。距離を長くするなどして、気のいい面が出過ぎない方がいいのかも」と高倉。
ジャッジは厳しかったが、これは期待の裏返しなのだろう。
提供:デイリースポーツ