阪神芝は外枠、差し馬が優勢/土曜日(22日)の馬場傾向分析

2013年06月22日 19:20

 netkeiba.com、競馬総合チャンネルのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、22日(土)の傾向分析です。明日の予想にお役立てください。

【阪神芝】
・稍重スタートで8Rからは良馬場発表。ただ、終日水分は含んでいて、時計は掛かり気味。

・内目が荒れているようで、内枠や逃げ馬には厳しい馬場状態。平均ペース以上が見込めるなら外枠の差し馬を狙いたい。

・外目を回る分大きく走ることが要求されるので、ディープインパクト産駒や、土曜日は好走例がなかったがハーツクライ産駒などに相性が良さそうな馬場。

【阪神ダート】
・3Rまで不良馬場。7Rからは重馬場発表。終日時計が速い馬場状態。

・とにかく前が止まらなくて、特に短距離ではオーバーペースで行っても簡単には止まらない。明日も同様の馬場傾向が続きそう。

・時計は速いが薄くて軽い造りの馬よりもトモがしっかりしていて先行できる造りの馬が好走していた。

【東京芝】
・雨が残って1Rが重、5R以降が稍重。日中は、馬場が乾きながらの競馬になった。
開催を重ね、その上で水気を含んだ馬場ということもあり、時計はどのレースでも標準よりも若干要していた。

・伸び所は、内側から乾いていくとされる東京コースを象徴するように、道中・最後の直線と内をロスなく立ち回った馬が断然の一日に。

・明日もこうした特徴的な内伸び馬場が続くとは限らず難しい判断になるが、土曜に終始内にこだわる形で後半戦を連勝した横山典弘騎手、5Rを制した田辺騎手などの動向も見つつ馬場状態を見極めていくのがベターか。

【東京ダート】
・雨が残って終日重の発表。時計・上がりタイムともに相変わらず速い。

・午前中に関しては先行勢決着が続くも、午後になり、後方からの差し・追込みがよく届いた。

・明日は稍重くらいになりそうだが、マイル以上では展開の有利不利は少ないフラットな馬場と考えていいだろう。

【函館芝】
・終日良馬場。先週に引き続き速い時計が出ており、函館にしては軽めの馬場質。

・相変わらず、距離を問わず先行馬が圧倒的な有利。特に、好位集団〜その直後くらいの内々のポケットで脚を溜めた馬の活躍が止まらない。

【函館ダート】
・終日良馬場。今週は馬場から砂煙も舞って乾き気味だが、時計・上がりタイムともに速めで、馬場質も軽い印象。

・芝ほど極端ではないが、1700mでは道中インでロスなく立ち回った組が有利になっている。差しタイプに関しても、勝負所からの外捲りよりも、内を捌きつつという形のほうがいいようだ。

・1000mは引き続き、道中の位置取り問わず、ゴールまで脚が上がらずしっかり伸びてくるタイプの台頭に注意。

土曜日の傾向を踏まえた、日曜のオススメ穴馬は下記の通りです。

【日曜のオススメ穴馬】
・阪神2R8番ウインアルカディア(先行力魅力)
・阪神3R1番アステュート(減量有利)
・阪神4R13番エスパシオ(馬場合いそう)
・阪神7R10番ゴダール(枠順有利)
・阪神8R1番マグナムボーイ(脚質有利)
・阪神9R11番アグネスマチュア(馬場合いそう)
・阪神12R2番レギス(馬場合いそう)
・東京11R6番ブラボースキー(条件合う)
・函館11R2番アドバンスウェイ(脚質有利)
・東京12R16番ウインゴーウェル(馬場合いそう)

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