ゲート試験に合格したライトニングロアー(撮影:井内利彰)
ライトニングロアーを管理する佐々木晶三調教師は、キズナで2013年日本ダービーを制覇。それだけに、POGファンの間でも注目を集めている新馬。5月上旬に栗東へ入厩しているが、ゲート練習を進めても、出が悪い状態が続いており、試験を受けるまで至っていなかった。先週からは福永祐一騎手が跨って、ゲート練習をするも、状況はあまり変わらず。そこで、現状に変化を求めて、今朝27日にゲート試験を受けることになった。
試験の1回目は3頭の真ん中に入って、やや遅いスタート。ただ、入りや駐立、ダッシュに関しては全く問題なし。2回目で「出れば」という状況だったが、普通より少し遅い印象だったが、特に問題はなく、合格。その報を聞いたジョッキーも「良かった」と満面の笑み。
ゲートに課題があったものの、調整に跨る福永祐一騎手は乗った手応えを確かに感じている。今後は、7月28日(日)新潟芝1600mをデビュー戦の視野に入れて、調整を進めていく予定となっている。(取材・写真:井内利彰)
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