28日、東京競馬場で行われた4R・2歳新馬(芝1800m)は、田中勝春騎手騎乗の14番人気コスモプロデュース(牡2、美浦・栗田博憲厩舎)が、好位追走から3角手前で早めに先頭に立つと、内をついて抜け出した2番人気ゴールドルパンに1.1/4馬身差を付けて快勝した。勝ちタイムは1分51秒0(良)で、単勝は15480円の大波乱。さらに4馬身差の3着には10番人気マイネルブラジリエが入り、圧倒的1番人気(単勝150円)に支持されたピサノパテックは8着に敗れた。
勝ったコスモプロデュースは、父ペンタイア、母ナイスアテンション(その父ノーアテンション)という血統で、伯父に88年菊花賞、89年天皇賞・秋、90年天皇賞・春(全てG1)を制したスーパークリーク(牡19、父ノーアテンション)がいる。ペンタイア産駒は27日の未勝利戦(東京・芝1400m)を勝ったマイネコンテッサ(牡2)に続き、今年のJRA2歳戦2頭目の勝ち上がりとなった。